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zoom RSS サイクルモード2014「Tern」

<<   作成日時 : 2014/11/13 00:04   >>

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サイクルモード2014から、katagiriが気になったブランドを紹介してきます。

まずは、昨年展示が無かったので久々の登場となるTern(ターン)から。登場から、もう3年経ったのですね。

当初より、Ternは高級感あふれる上位モデルを中心にアピールしているところですが、今回のカタログでは、「tern meets LUXURY」と題し、各モデルの美しさを存分に伝えています。また、Tern各モデルを使用しての小紀行記事も掲載されており、旅行雑誌を思わせるぜいたくな仕上がりになっています。興味のある方は、ぜひ入手してみてください。Tern広報担当O氏渾身の作ですね。

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20インチと24インチの折りたたみサイズ比較。最近は各ブランドとも、従来の20インチ(ETRTO406)から20インチ(ETRTO451)へサイズアップする傾向にありますが、Ternでは、コンパクトな20インチ(ETRTO406)ラインナップは継続し、より安定した走行性能を持ちつつ適度な折りたたみサイズの24インチも提供する…という方針のようです。

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ハンドルポストも各種別売を用意しているので、カスタムも可能です。

ラインナップには大きな変化こそありませんが、登場後3年を経て、2015年モデルでは一部上位モデルのカラーリングが刷新されました。

※以下の掲載データは、カタログ掲載値を参照しています。

※継続モデルについては、基本的に説明を省略しています。

※展示が無かった/写真を撮り忘れた(汗)ため画像の無いモデルがあります。

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Verge X20(2×10速、9.8kg(w/o pedals)、338,000円(税別))

強度を十分に確保しつつ、軽量化パーツをふんだんに使用した、フラッグシップモデル。2015モデルでは、カラーリングが一新され、フレームはマットブラック仕上げとなりましたが、アノタイズド(アルマイト)加工パーツなどで赤の差し色が効果的にあしらわれています。

ドライブトレインは、ロード用のSRAM Force(F)とMTB用のSRAM X0(R)の混成ですが、特段問題はないようです。フロントディレイラーにロード用・リアディレイラーにMTB用…という組み合わせは、折りたたみ自転車では比較的よくみられます。

このモデルには久々に試乗してみましたが、加速時の軽やかな感覚は、他モデルにはみられないものでした。軽量化に徹して採用されたSRAM DoubleTapは、好みの問題もあるでしょうが、操作に慣れれば結構悪くないものです。個人的には、あと少しハンドル位置が低ければよい感じなのですが。

Verge X30h limited(内装3×外装10速、10.3kg(w/o pedals)、240,000円(税別))

フロントシングルながら、SRAM DualDrive IIIを使用した内装3速×外装10速というモデル(継続)。ブルホーンでありながらデュアルコントロールレバーが使用できる、貴重なモデルであったのですが、今後はシマノのコンポーネントが仕様変更されることから、後継モデルは難しそう…とのことです。欲しい方は、早めのご検討を。

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Verge X18(2×9速、10.2kg(w/o pedals)、236,000円(税別))

Ternとしては初めて、ドロップハンドルを標準装備したモデル。折りたたみ自転車でも、ドロップハンドル装備モデルは、かなり珍しい存在です。

この価格帯であれば、リアスプロケットは10速が当たり前のところですが、敢えて9速です。というのも、9速仕様のCapreo(カプレオ)コンポーネントをリアハブ・スプロケットに採用しているためなのです。通常のハブであれば、トップ段の歯数が11なのですが、Capreoは特殊な構造のハブと専用のスプロケットを採用することで、トップ段の歯数を9とすることができ、ペダリングが同回転数でもより高速で走れるわけです。単純計算ですが、毎分90回転でペダリングした場合、約47.4km/hで走れることになります(53T÷9T×1490mm×90rpm×60min=47.382(km/h))。ほかが同じ条件でリアスプロケットが11Tの場合で約38.7km/hですから、驚異的です。

ちなみに、シマノではCapreoコンポーネントはフロントシングルで使用することを前提としているようで、ディレイラーも専用形式が用意されていますが、本モデルではフロントダブル仕様となっており、ディレイラーも別シリーズ(シマノULTEGRA、ちなみにフロントはシマノSORA)です。動作上支障が無ければ、気にする必要も無いとは思いますが。

ドロップハンドルの場合はポジション調整をある程度しっかりやる必要があるものと思われますが、本モデルはフレームサイズは1サイズのみであり、かつハンドル高さの調整はVROステムを使用するしかないようなので、可能であれば、試乗でご自分の体格に合うかどうか確認なさったほうがよいかと思います。

このモデルはkatagiriも試乗しましたが、試乗コースでは持て余すほどのスピードが出せそうな感じでした。

既にオーダーがかなり来ているようなので、購入のご検討は早めのほうがよいかもしれません。

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Verge X10(10速、9.7kg(w/o pedals)、215,000円(税別))

Vergeシリーズ最軽量級モデル。このモデルもカラーリングが変更されています。

印刷物では、ややグリーンが抹茶のような地味な感じに見えてしまうかもしれませんが、実際には、メタリックで非常に美しい仕上がりです。

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Verge S11i(内装11速、12.5kg(w/o pedals)、236,000円(税別))

Verge S27h(内装3速×外装9速、16.4kg(w/o pedals)、204,000円(税別))

前後にラックを装備し、太目のタイヤ(シュワルベBig Apple 20×2.0)やディスクブレーキ等を装備する、ツーリング仕様車。さすがに、電車輪行には不向きな重量になってしまいました。自力で走り抜く方への1台といえるでしょう。

Verge Duo(内装2速、11.3kg(w/o pedals)、98,000円(税別))

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Verge P20(2×10速、11.2kg(w/o pedals)、133,000円(税別))

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Verge P9(9速、11.0kg(w/o pedals)、102,000円(税別))

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Verge P9L(9速、12.2kg(w/o pedals)、133,000円(税別))

「Verge P9に快適オプションを標準装備」とは、カタログのキャッチフレーズですが、ハブダイナモや前ライト・泥よけの装備だけでなく、VROステム装着でハンドルポジションの自由度が高められていたり、タイヤがP9(シュワルベKojak 20×1.35)より太いもの(シュワルベMarathon Supreme 20×1.60)に変更されているなどの違いがあります。街乗りなど普段使いもしながら、週末はサイクリングに…といった使い方向きでしょうか。重量はP9から2.2kg増加していますが、電車輪行も大丈夫でしょう。

Verge N8(8速、11.2kg(w/o pedals)、82,000円(税別))

日本向けの証である「N」を冠したモデルが、Vergeにも登場しました。何よりも、DAHON Mu P9(87,000円(税別))より安い戦略的な価格です。Vergeシリーズの優美なフレームデザインには惹かれても、価格面でちょっと…と悩む方には是非!という感じのモデルですね。

Link P24h(内装3速×外装8速、12.6kg(w/o pedals)、104,000円(税別))

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Link D16(2×8速、12.0kg(w/o pedals)、82,000円(税別))

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●(写真手前)Link N8(8速、11.8kg(w/o pedals)、69,000円(税別))

Link B7(7速、11.8kg(w/o pedals)、41,000円(税別))※展示無し

2014モデルのLink C7も、なかなかお買い得感のあるモデルでしたが、Link B7は、「超」戦略的な価格設定になりました。泥よけが省略されたとはいえ、タイヤが20×1.60からより太く(カタログ掲載ではKENDA 20×1.75)変更されつつも、重量は結構頑張っている感じです。街乗り主体で、ちょっとしたサイクリングで使う程度なら、十分使えるでしょう。なお、ラゲッジトラスは非対応です。

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Eclipse X20(2×10速、10.7kg(w/o pedals)、236,000円(税別))

24インチのフラッグシップモデル。2014モデルではコンポーネントはSRAM Rival(F)とSRAM Force(R)の混成でしたが、2015モデルも踏襲となったようです。

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Eclipse S11i(内装11速、15.0kg(w/o pedals)、246,000円(税別))

ハブダイナモ・ライト・リアキャリア・泥よけを装着し、ブレーキはディスクを、足回りには太目のタイヤ(シュワルベ Big Apple 24×2.0)を、かつドライブトレインには内装11段変速のシマノAlfineを採用しているという、「いろいろ載せてみました」的な豪華モデル。この重量では、さすがに電車輪行は厳しいでしょう。究極の街乗り用、あるいはツーリング用か。

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Eclipse S18(2×8速、16.6kg(w/o pedals)、220,000円(税別))

こちらは外装変速ですが、やはり、いろいろ重装備となっており、タイヤは更に太いもの(シュワルベ Big Ben 24×2.15)を装着しています。見るからに「どすこい!」という安定感。

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Eclipse P18(2×8速、12.3kg(w/o pedals)、135,000円(税別))

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Eclipse P18L(2×8速、13.2kg(w/o pedals)、158,000円(税別))

Eclipse P18に、ハブダイナモ、前後ライト、泥よけを追加したモデル。

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Eclipse Uno(シングル、12.2kg(w/o pedals)、102,000円(税別))

折りたたみ車ながらシングルスピード+ディスクブレーキという、かなり「とんがった」1台。リアエンド幅は135mmとのことなので、いわゆるMTB系のハブが流用でき、また、既存のハブ自体も多段化に対応しているとのこと。クランク側もフロントディレイラー台座が当初から取り付けられているなど、カスタマイズを考慮した設計になっているそうです。

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会場においても、カスタム例が展示されていました(TernメカニックのT氏作成)。多段化したにもかかわらず、重量はベース車の12.2kg(w/o pedals)とほぼ変わらなかったそうです。

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SRAM Redかっるーい。

Node D16(2×8速、12.5kg(w/o pedals)、92,000円(税別))

20インチでは上位グレードのVergeに対して普及グレードのLinkというラインナップでしたが、24インチについても上位版のEclipseに対して普及版のNode(ノード)という位置づけとなっているようです。2015モデルでは、フロントダブルのD16が登場しました。

何より、フロントダブルのモデルとしてはかなりのお買い得感がある価格です。

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Node D8(8速、12.9kg(w/o pedals)、78,000円(税別))

昨年の登場時は、予想外の早期完売に担当者が驚いたとか。人気の理由は、軽快車/シティ車(いわゆるママチャリ)と比べても違和感のない24インチゆえの安定性や、泥よけやリアラック(荷台)を装着しつつも手頃な価格で入手できることだったようです。12.9kg(w/o pedals)という重量は、電車輪行するにはギリギリという感じもありますが、収納をコンパクトにしたい…とか、自動車輪行したい…という方にはよろしいかと思います。もちろん、街乗りからちょっとしたサイクリング程度なら、十分そのパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。


なお、Tern Bicycles 日本総代理店に関するお知らせというリリースが出ていますとおり、Ternの扱いについては、アキボウが担当することになりました。これまでの代理店であったエヌビーエスは、事実上アキボウの別働隊的な存在だったわけですので、実質的な影響はないものとみてよいかとは思います。ただ、これでDAHONとTernの国内代理店が、名実ともに同じ会社になってしまったわけです。Ternブランド発足時の経緯をみてきた者としては、何とも不思議な感じを覚えます。



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