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zoom RSS KHSオープンガレージに行ってきた!

<<   作成日時 : 2013/04/06 19:00   >>

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KHSといえば、走り追求型の折りたたみ自転車を多くラインナップしている…という印象のブランドですが、国内では、あまり展示会等で見る機会は多くないように思われます。

そのKHSの国内発売元であるケイ・エイチ・エス・ジャパンが、オープンガレージを開催するとの情報がありました。KHS堺ガレージは、もちろん大阪・堺市にあるのですが、台湾KHS(功學社單車股份有限公司)の董事長(社長)である謝正ェ氏も来日されているとか、新型の展示もあるとのことだったので、思い切って行ってきました。

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新型、Manhattan M16 の試作車です。スタンドが無いので、後輪を畳んだ状態で置いています。横方向への折りたたみではなく、縦方向への折りたたみですので、ブロンプトンやORiっぽい感じですね。フロントには結構がっしりとしたキャリアがあるので、それなりに荷物を積めそうですが、この状態だとこれ以上たためません。

一見、アトール 冲N01ぽい感じなのかな…と思っていたら、実はもう一段階畳めるのでした。

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キャリアは、クイックリリースを外して、ヘッドチューブ部のラゲッジソケットからスライドして取り外します。なお、外した後のキャリアは、畳んだあとの自転車本体へガード状に取り付けることが可能ということです。

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結構コンパクトに畳めます。

フレーム材質はクロモリとのことで、重量はそれなりにある感じですが、まだ今後改良が加えられるようです。

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シフターは、現時点ではレボシフト7速を装着しています。

その場で乗せていただいた感じでは、16インチサイズながら、katagiriの身長(約178cm)でも無理なく乗れる感じでした。また、航続距離も気になるところですが、30km/日以上は余裕で走れるとの話でした。

なお、専用輪行袋も合わせてつくられるとのことです。電車輪行で邪魔にならず、かつ、輪行先でそれこそ営業でも使用できるように…というコンセプトも考えておられるようです。もちろん、転がしての移動にも対応するようです。ただ、「一部が袋から露出している場合は車内に持ち込むことはできません」という鉄道会社もあるので、その場合の対策も必要かもしれません。

このモデルはマンハッタンバイクブランドでの発売を予定しているとのこと。m18のようなハンドルだけ折りたためるタイプは以前からありましたが、Manhattan ブランドとしての折りたたみ車は、これまで出ていませんでした。これ以外にも、Manhattan ブランドで発売するモデルを計画されているようです。


当日公開されていたスペースには、KHSの現行モデルの多くが展示されていました。今後は、ショールームとして事前予約制で公開することも検討されているようです。また、試乗にも対応できるようにしたいとのことです。
注意:現時点では、オープンガレージ以外での公開はありません。)

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その他小径車も、各種取り揃え。

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F-18ACE(8速、11.0kg、119,700円)は、ドラマで使われるみたいですね。

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これは珍しい、タンデムの折りたたみ車T-20

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店頭でもあまり実車を見かけない、F-20 Westwood(2×8速、13.5kg、73,500円)。katagiriが実車を見るのは、これが初めてです。

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フロントサスペンションはZOOMの文字があり、カタログではCH-190と出ていますので、おそらくこちらのモデルでしょうか。リアは、KHS小径車お得意のソフトテールで、エラストマーが衝撃を吸収します。ダウンヒルとかはもちろん無理ですが、未舗装林道程度なら余裕で走れそうな感じです。フレームが衝撃に強いクロモリというのも、安心できるところでしょう。

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シフターは、SHIMANOレボシフト。

折りたたみ車でフルサスというのは、低価格車でいくつか出ています。しかし、以前にも申し上げたとおりで、乗り心地面ではともかく、悪路走行性に優れているとは言えず、むしろペダリングロスが出やすいなどの問題があります。F-20 Westwood は、重量的には輪行時に厳しそうですが、悪路向けの折りたたみ車としては、おそらく唯一の存在でしょう。実際、よく売れているそうです。


なお、KHSの方にいろいろお話を伺いました。(順不同)

※注意:以下の話は、KHS(ケイ・エイチ・エス・ジャパン)としての公式見解ではありません。katagiriのメモ及び記憶を元に構成しておりますので、不正確な内容を含む可能性があります。本件内容について、(株)ケイ・エイチ・エス・ジャパンその他へのお問い合わせはなさらないようにお願いします。

  • ドライブトレインで、シマノを使ってほしいとの要望が多いのは承知しているが、シマノは同系コンポーネント内での組み合わせを前提としているため、自由度が低い。
  • カスタムを前提とするなら、microshiftに分がある。販売後のアフターサービスの問題もあるので、責任を持って扱えるよう、microshift製品の販売も手がけることにしたもの。microshift製品を売るために選択したわけではない。
  • 剛性面や操作の直感性を考えて、STIレバーではなく敢えて単体のブレーキレバーとバーコントロール(インデックス変速)を採用している。
  • P-20Rシリーズを最初につくろうとしたとき、台湾メーカーではブルホーンの製造実績がなく苦労した。
  • 長距離走行と輪行時のコンパクトさを両立させようとすると、ハンドルはブルホーンが最適だと思われる。
  • 国内では折りたたみ車のほうが売れているが、ミニベロのパッケージシリーズも縦置きにすれば設置面積は折りたたみ車より小さくできるように設計しており、むしろ輪行向けだと考えている。実際、縦型輪行バッグに入れれば、自転車が入っていると分からないような感じにおさまる。
  • (2013モデルで登場の)F-20T3(3×9速、11.6kg、94,500円)は、基本的に台湾のモデルそのまま。販売店での事前の反応は芳しくなかったが、並行輸入品とおぼしき車体を国内で見かけることから、需要はあるものと判断して扱うことにした。
  • 台湾では、山を登る人が多いためか、チェーンリングの小さい(前3速の)モデルが好まれる。
  • 国内では大きいチェーンリングが好まれる傾向がある。POWETOOLSでは60Tなどを出しているが、「もっと大きいものは無いか?」との声をよく聞く。
  • POWERTOOLSについては、殆どが国内で企画している。KHS自転車のカスタム用として考えているが、他社ブランドでも使っていただけるよう、敢えて別ブランドとしている。

如何でしょうか。KHSの自転車には、以前から何か独特なものを感じられたのですが、その根底にある「ポリシー」「こだわり」といったものに触れられた気がいたします。

KHSからは、このあとF-20Rの廉価版 F-20RG(2×8速、94,500円)の発売もアナウンスされています。今後の展開も期待したいところです。

KHSジャパンの今井裕之様をはじめとする皆様、そして、功學社單車股份有限公司 董事長 謝正ェ様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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