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zoom RSS Magnesiaでない、ESRの新型フォールディングPURSUER(パーサー)

<<   作成日時 : 2018/11/25 22:26  

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ESRといえば、他業界から参入した自転車ブランドですが、そろそろ初登場から10年経とうとしているところでしょうか。ESR Magnesiaとしての初めてのモデルは、折りたたみ自転車のフレームに、通常使われていなかったマグネシウム合金を敢えて採用し、一部筋では知る人ぞ知る存在でした。一躍有名になったのは、何といってもグッドスマイルカンパニーとのコラボモデルHMR、いわゆるミクバイクでしょう。

ところで、そのミクバイクのHMR711や自社ブランドロードバイクのALTAILEではアルミ合金のA6069を採用しており、また、初代フォールディングバイクP201の改良型P202の生産終了がアナウンスされ、次のフォールディングバイクはどうなるのだろう?と思っていたところ、ESRの出した答えが、今度の新型「PURSUER(パーサー)」でした。

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今回のモデルでは、マグネシウム合金は使われませんでした。聞くところでは、マグネシウム合金の需要増による価格高騰・入手困難といった事態があるようです。それに対し、ESRは既存のアルミ合金であるA6061やA6069ではなく、独自の「SP6000」と称する合金を使っています。基本的には、6000系アルミ合金類似の特性と考えてよさそうです。

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素材が変わったことで大きく変化したのが、フレーム形状です。マグネシウム合金は加工が難しいということもあり、以前のP201/P202シリーズなどは直線的な構成だったのですが、PURSUERでは、ハイドロフォーミングにより、流れるようなトップチューブ形状を実現しています。後半部は、チェーンステーを省略することなく手堅くトライアングル構造としています。

なお、ケーブルはフレーム内蔵式になりました。ケーブル交換時には面倒な思いをしそうですが、ケーブルの劣化・破損防止や見た目向上だけでなく、輪行時のトラブル防止にもなるのではないでしょうか。

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チェーンリングは、P201/P202より格好いいですね。なお、クランクのロゴは製品では消えるそうです。

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変速系は、シマノALTUS(8速)となっています。最近のシマノは多段化を進めているので、このグレードでの8速もいつまで提供されるのでしょうか。また、スプロケットは12-32Tとのこと(おそらくシマノCS-HG200-8でしょう)。11Tは無いので、高速巡行希望なら交換も考えた方がよいかもしれません。

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ハンドルは、折りたたみ時に角度を変えられるようになっていますが、振れ止めが付いています。これ以外にも、エルゴグリップをねじ固定式にしたり、チェーン脱落ガードを装着したりと、P201/P202から各所で改良が加えられています。

なお、ハンドル高さは固定(ステム長330o)です。

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ブレーキレバーがTEKTROなので「?」と思ったのですが、ブレーキの方はシマノTourneyです。フォールディングでのメカニカルディスクブレーキはESRの得意技ですね。油圧ブレーキにしなかったのは、コストの問題もさることながら、慣れない方によるトラブルを避けたかったということもあるのでしょう。

ちなみに、ハブのエンド幅は、フロント74o、リア135oです。リアはMTB用としてはよくあるので問題ないでしょうが、OLD74oでディスク対応のハブとか、普通にあったでしょうか?

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タイヤの方は、毎度おなじみのKENDA KWEST 20(406)×1.5ですが、チューブは英式バルブではなく仏式バルブがセットされています。英式アダプタをセットして出荷するとのことなので、ママチャリ用ポンプしか持ってない人でも問題なさそうです。

なお、タイヤ太さ的には2.0くらいまではフレームと干渉せずクリアできそうとのことです。また、細いタイヤ使用が前提になりますが、451化も一応可能らしいです。

気になる車両重量ですが、ペダル等装着前で11.5kg程度とのことなので、ディスクブレーキモデルとしては結構頑張って軽量化したほうではないでしょうか。なお、製品付属のペダルはとりあえず問題なく使えますが、気になる人は換装したほうがよいかもしれません。

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折りたたみ機構ですが、ハンドルポスト部の機構はDAHONのRadius Vに類似していますが、ロックピンを押し込まないとリリースできないようになっています。

フレーム部の機構は、やはりDAHONのViseGripに類似しており、一般的なものと思われます。

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スタンドはセンタースタンドとなっています。見た目は良いのですが、ついクランクを空回ししたときに「ガッ」と当ててしまいますので、慣れるまでは注意が必要です。また、見た目から察するに、使い方次第では防錆対策も考えなければいけないでしょうか。DAHONで使っているNUVOあたりの恰好いいスタンドが付けられるなら、換装したほうがよいかもしれません。

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サドルはセラロイヤルとのこと。P201/P202に比べるとクッションが薄めですが、このあたりは好みによるでしょう。シートポストはオフセットがあります。

なお、シートポストは、katagiri(身長約178o)が乗った時でも、無理のないライディングポジションが出せるだけの長さがありました。

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折りたたみサイズは、ハンドルがディスクブレーキとの干渉を避けて外折になっていることもあり、お世辞にもコンパクトとは言えません。とはいえ、DAHON HORIZE→DAHON HORIZE DISCで折りたたみ時の厚さが36cm→43pとなっていますから、ディスクブレーキモデルの宿命で致し方ないところでしょう。

なお、折りたたみ時のマグネットロック等は無いので、当面は各自マジックテープ等での対応が必要になるでしょう。

そのほかのオプションはまだ決まってないようですが、マッドガードは対応予定とのこと。一方、キャリアについては今後検討という感じのようです。

ちょっと試乗してみた感じですが、「楽しい!」ですね。ハンドリングはクイックになることなく、非常に快適です。また、フレームがしっかりした感じがあります。一方、マグネシウム合金フレームのような振動吸収性は見込めないでしょうが、7000系アルミほどのガチガチな感じではないと思われます。このあたりは、いろいろ比較してみたいところですね。ディスクブレーキも、調整さえしっかりできれば、快適に使えるでしょう。

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カラーは、5色を予定しているとのこと。写真の腕がイマイチなので伝わりにくいと思いますが(汗)、メタリックの色合いが非常にきれいです。

発売時期は、2019年1月中とのこと。気になる販売価格は、まだ発表にはなっていませんが、6万円を切るのでは?という話もあるようです。Tern Link C8が65,000円(+TAX、Classic Line)、DAHON Horize Discが92,000円(+TAX)ですから、かなりお買い得感がありそうな感じですね。

注:今回のレポート対象は、試作モデルです。保安部品の一部は装備されていません。また、発売時には仕様が変更されている可能性があります。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
久々の更新、楽しませていただきました。
robotic-person
2018/11/27 01:02
ブログの復帰、大変嬉しく思います。
新モデル、私も大磯で試乗しました。
乗りやすい実用性の高さを感じました。
内装モデルは現時点ではないみたいで、他社にない仕様だったためそこは少し残念です。
年明けP202spを注文したものの買いそびれた経緯より、あればすぐに注文したかったのですが...




Papacha
2018/11/27 13:33

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