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zoom RSS 軽量・コンパクトなフォールディング RENAULT ULTRA LIGHT 7

<<   作成日時 : 2016/03/08 21:22   >>

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折りたたみ自転車を選ぶ要素としては、(1)折りたたみサイズ、(2)車体重量、(3)走行性能…の3つが挙げられるでしょう(あと(4)価格…もありますが)。そして、(1)(2)と(3)は両立しないケースが多いかと思われます。

そんな中、ひそかに人気を集めてきたのが、FIAT AL-FDB140(シングル、8.5kg(w/o pedals)、W62×H55×D40cm)です。いわゆる「外車ブランド」の使用許諾を得た会社の企画で製造された自転車については、当該会社ブランドと自転車の性能には何の関係も無く、また、ブランド使用料が上乗せされた販売価格であることから、自転車の評論をやっている方々からはお勧めされないのが通例です。ただ、このモデルに関しては、実売価格が3万円前後と比較的廉価ながらDAHON OEMであり、パーツの交換によるレベルアップも可能であることから、カスタマイズのベース車として購入するマニアの方が少なくなかったようです。また、販売店によっては、フルカスタムしたコンプリートモデルを販売しているところもある位ですので、人気のほどがうかがえます。ちなみに、元のモデルであるDAHON DOVE UNO(BYA412)も遂にヨドバシカメラ(ヨドバシAkibaまたは通販のみ)で扱うことになりました。

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このような人気を知ってのことか、発売元のジックが新しい14インチモデルを投入してきました。それが、RENAULT ULTRA LIGHT 7(シングル、7.4kg(w/o pedals)、W69×H59×D33cm)です。まだWebサイトでの紹介ページはありませんが、プレスリリースが出ているようで、Webニュースなどでは取り上げられています(ジック、ルノーのライトシリーズ第2弾「RENAULT ULTRA LIGHT7」を3月に発売、など)。また、既に店頭には並んでいます。

このモデルでは、シートポスト長が改善されています。具体的には、katagiri(身長約178cm)が乗った場合でも、十分なサドル高さを確保できるようになっています。但し、シートポストは回り止めの加工なのか、チューブに溝が入った形状をしているので、他社製品との交換は不可能と思われます。なお、ハンドル高さも調整できますので、ハンドル高さとサドル高さを揃えることも可能です。

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折りたたみサイズを見ると、FIAT AL-FDB140より前後長が伸びているようで、コンパクトさは若干劣るようです。ただ、乗車時若干窮屈な感じはあるものの、ペダリングに支障が出ることもありませんので、これはkatagiri的には改良といえるでしょう。なお、折りたたんだときの厚みに関しては、ハンドルの位置やハンドルバーの角度を調整することで、かなり追い込める感じです。

本モデルについては DAHON OEM ではないとのことなのですが、ハンドルポストの折りたたみ機構やフレームヒンジ部のラッチ機構はDAHONに類似した感じです。

カラーリングは、白、もしくは黒のみ。アノタイズド(アルマイト加工)による赤いパーツが各所で使われているのがアクセントになっています。なんかドッペルっぽい? 個人的には、黒だと少々重い感じがするので、白のほうが好みです。

一つ問題があるとすれば、タイヤの空気バルブです。スペースの関係上、空気入れのヘッドが大きいもの(マルチヘッドなど)は使えません。また、英式バルブ用のトンボ口金も、樹脂製の厚いものは使えません。幼児車用ポンプアダプターを使う必要があるでしょう。

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乗ってみた感じでは、付属品のペダル(多分VP)のゴリゴリ感が気になりましたが、それ以外は特段問題は感じられず、かなり軽快な走りを楽しめます。もちろん、シングルスピードなので登坂に弱いなどの問題はありますが、ママチャリを追い抜く位の走りは可能かと思われます。条件にもよりますが、10km程度走るのであれば、結構快適に使えるかと思います。サイクリングコースを走ってみたのですが、十分楽しめました。この手の自転車では、ハンドル回りの剛性感のなさに悩まされることもあったりするのですが、本車に関しては、かなり安定感があるように思われました。もちろん、ハンドリングも問題ありません。

実売価格のほうは、さすがにFIAT AL-FDB140よりは高いのですが、それでも5万円を切るくらいのところで購入できるかと思います。なお、通販購入の場合、初期調整が行われていないケースが多い為、要注意です。

ちょっと残念なのが、このサイズに適合した輪行用のバッグが無いこと。ギザプロダクツの16インチ車用輪行袋だと、自転車本体よりバッグがかなり大きくなってしまいます。一方、14インチ折りたたみ車をトートバッグに入れるという技が一部筋でお勧めされているようですが、キャプテンスタッグの大型収納トートバッグMだと高さが足りず、自転車がはみ出してしまうので、厳密な意味ではJR各社の輪行規定に反することになってしまいます。何かいい方法があると良いのですが。

輪行が軽くて、走りもそこそこ楽しめるという点では、かなりよく出来ているのではないかと思います。

14インチでは、他社ではYS-11ツアラー(シングル、8.0kg、W64×H58×D33、57,750円+TAX)もあります。スペックだけを見ると微妙な差ですが、出来にどの程度の差があるのか気になるところではあります。


なお、折りたたみ自転車ブランドDAHON(扱:アキボウ)の16インチモデルを見ると、例えばCurve D7(7速、11.6kg、W73×H60×D34cm、71,000円+TAX)はそこそこの走りはできそうですが、重量は20インチのモデルと大差がありません。ESR MagnesiaのP-202R(実測重量約11.1kg)のほうが軽い。
EEZZ D3(3速、9.8kg、W62×H64×D27cm、130,000円+TAX)は、折りたたみサイズのコンパクトさは魅力ですが、Mu SLX(8.6kg(w/o pedals))の重量には負けます。Presto SL(シングル、8.1kg(w/o pedals)、W75×H60×D31cm、116,000円+TAX)の軽量ぶりは素晴らしいのですが、価格を見るとちょっと考えてしまうところです。

いわゆる極小径車の代表格であろうCarry ME(シングル、8.4kg、 W91×H32×D25cm、83,500円+TAX)は、縦置きにしたときの接地面積の少なさは圧倒的なのですが、前述のPresto SLとほぼ同じ重量で、現在は価格もちょっと手を出しにくくなってきています。そして、走行性能については、やはり8インチタイヤの特性上悪路では使えませんし、あまり長い距離で使用するのは厳しいのではないか…と思われます。




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
5月14日に横浜ミニベロフェスタで試乗しました。シングルですので走り出しは変速タイプよりは重いですが、車体の軽さゆえかグングンスピードがのりました(コースが小さいのでソコソコですが)。シングルのダイレクト感を楽しみたい方には最適かも。とにかくライトウエイトで何じゃこりゃと思いました。
沼津茶一郎
2016/05/18 00:38

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