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zoom RSS さよならBD-1―Pacific Cyclesの新たな戦略

<<   作成日時 : 2014/10/09 19:37   >>

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BD-1という折りたたみ自転車があります。個人的には興味が無かったので、拙blogで取り上げたことは一度も無いのですが、

「実のところ、選択肢は3つしかない。(中略)1にブロンプトン(英)、2にr&m・BD−1(独)、そして3にDahon(米)だ。」
疋田智『ものぐさ自転車の悦楽 折りたたみ自転車で始める新しき日々』49-50頁)

と紹介されるくらい、超有名な折りたたみ自転車と言ってよいかと思います。

ところが、この10月に入って、国内発売元のミズタニ自転車のWebサイトに、BD-1販売代理店契約終了のお知らせという告知が出ました。
公式リリースである「BD-1」及び「Pacific社製全商品」販売代理店契約終了のお知らせ(PDF)によれば、

  • 台湾 Pacific Cycles, Inc.から契約期間満了をもって契約を終了する旨の申し出があった。
  • 2014年12月31日をもって、日本総代理店契約を終了する。
  • 代理店販売終了となる対象製品は、「BD-1ブランド全商品」および「Pacific社製全商品(CARRYME)」

ということが分かります。

ここで、「BD-1はリーズ&ミューラー(Riese & Müller)の製品ではなかったのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。このあたりの経緯はよく分かりませんが、BD-1自体はリーズ&ミューラーの企画・開発したモデルを、Pacific社が製造しているものであることに間違いありません。どうやら、発売元自体はPacific社となっているようです。

さて、サイクルプレスの記事ミズタニ、本年12/31付でPacific Cyclesの日本総代理店契約を終了、「BD-1」「CARRYME」の取扱いに終止符によれば、

  • Pacific自社による直接的な取組みができる国内拠点「パシフィックサイクル・ジャパン(仮称)」を開設する

ということですので、今後Pacific社の自転車の販売強化が図られることになりそうなのですが、一つ問題があります。

というのは、「BD-1」という商標は、Pacific社が(そして Riese & Müller も)日本国内での権利を持っていないのです。

もともと、Riese & Müller において、BD-1は開発コードであったということであり、本来の名称はBirdy(バーディー)なのです。ところが、日本ではスズキ株式会社がバーディー(Birdie)を原動機付自転車の商標として使用しており、自転車についても権利を持っているので使用できないのです。

ところが、「BD-1」の商標自体はミズタニ自転車がその権利を持っているのです。

そんなわけで、今後、BD-1の名がどうなってしまうのか不明ですが、何らかの形で再び市場に出回ることになると思われます。

なお、かつてPacific社の自転車はマルナカで扱っており、そのときには CarryMe だけでなく、他のモデルの扱いもあったように記憶しております。今後、どのような展開がみられるか、注目したいところです。

画像

写真はWIKIMEDIA COMMONSより転載。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
BD-1が商標権の関係で苦肉の策として採用された名称とは知りませんでした。勉強になりました。ありがとうございます。
robotic-person
2014/10/12 09:17

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