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zoom RSS 「バイク技術研究所」に行ってきた+究極の輪行仕様折り畳み自転車「YS-11ツアラーパッケージ」

<<   作成日時 : 2013/01/12 16:05   >>

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2013年も、よろしくお願いします。


先日、とある方から「コンパクトに畳んだ状態で転がして移動できる、短距離移動向けの折りたたみ自転車はあるか?」との質問を受けました。

とっさに思い浮かんだところで、PACIFIC CARRY ME(拙blog内では Pacific CARRY ME III は、どこまで走ることができるか! 等で紹介)や、5LINKS(拙blog内では CYCLE MODE international 2012 (5LINKS) で紹介)を紹介したのですが、「そういえば、バイク技術研究所のYS-11も、最近は転がすことができる仕様(YS-11 ツアラー・パッケージ )が出ていたな」と思い出しました。

その場では、とりあえず商品名を紹介しておいたのですが、実際に自分で乗らずにお勧めするのもどうか…と思い、試乗することにしました。

バイク技術研究所の自転車は、Webによる直接販売が主体のようで実売店での取扱が少ないのですが(東京:イークルや、浜松:(有)丸亀自動車販売では扱あり)、ショールームで実車を見たり、試乗できるようになっているのは素晴らしいことです。以前にも、18インチ折りたたみ車YS-33スポーツの試乗でお伺いしたことがあります(「バイク技術研究所」に行ってきた+究極のフルサスのロード仕様折り畳み自転車「YS-33スポーツ」レポ)。

さて、14インチ折りたたみ車のYS-11シリーズは、電動アシスト車を除くと、現行モデルでは

  • YS-11ツアラーXグレード(7.8kg、59,430円)
  • YS-11GツアラーXグレード(8.9kg、66,780円)
  • YS-11ツアラーリミテッド(7.4kg、96,390円)
  • YS-11Gツアラーリミテッド(8.5kg、102,690円)
  • YS-11ツアラーXパッケージ(68,670円)
  • YS-11GツアラーXパッケージ(76,020円)
  • YS-11ツアラーリミテッドパッケージ(105,630円)
  • YS-11Gツアラーリミテッドパッケージ(111,930円)
の8種類となっているようです。

基本的な構造は共通で、70系アルミ合金によるトライアングルフレームを持つ14インチ折りたたみ車となっています。仕様の違いですが、変速無しのYS-11ツアラーXグレードをベースに

  • 変速(シマノNexus内装3速)付き:G
  • サドル・シートポスト・BB軽量化:リミテッド
  • キャスターキャリア(約1.1kg)装着・専用バッグ(約200g)付属:パッケージ
と分かれています。

この手の小型自転車の場合、乗員の身長が高いと、サドル位置が低すぎてうまく乗れない可能性があります。YS-11については、Webで乗車適応身長(目安)の記載があり、標準状態で140〜170cm、オプション品のアルミ製シートポスト(L=500mm)装着時で140〜180cmとの記載があります。

さて、試乗させていただいたのは以下の2車種です。

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YS-11GツアラーXパッケージ(76,020円)
今回は、ロングシートポストとコンフォートサドルに交換した仕様で試乗させていただきました。

サドル高さは身長約178cmのkatagiriでも問題ないレベルで、快適にペダリングできました。また、フレームの剛性感はしっかりしているようで、ハンドリングもクイックな感じがせず、非常に素直な乗り味でした。

3段変速モデル(+1.1kg)は、せっかくの軽量さが損なわれてしまうという難点がありますが、たとえば駅から20km程度走るという用途であれば、変速があったほうがよいのではないかと思います。

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YS-11ツアラーXグレード(7.8kg、59,430円)
こちらは、標準仕様での試乗となりましたが、やはりサドル高さの不足があり、ちょっと乗っただけでもヒザに負担がかかる感じがしました。軽量サドルをコンフォートタイプに換装する(=若干の高さを稼ぐことができる)という手もありますが、ロングシートポストへの換装は、katagiriの場合は必須といえそうです。

また、ギア比的には「近くをのんびり走る」…といった感じがいたしました。たとえば、駅から10km以内の走行であればよいかもしれません。

なお、各モデルともペダルは折りたたみ式となっておりますが、踏んだときの感触等、好みの分かれるところかと思われます。オプション販売されているペダルには、非折りたたみタイプもありますし、Wellgo QRD や 三ヶ島 Ezy といった、ワンタッチ取り外し式のペダルもあるので、そういったものに換装するのもよいかもしれません。

他にも、細部を見てみましょう。

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やわらかいグリップに、変速はレボシフト。(YS-11G)

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ヒンジ部の固定は、レバーではなくねじ式。長期間にわたってガタが出にくく、メンテナンス性がよいことを考慮したとのことです。なお、ねじ長さは充分あるので、緩めた状態で輪行等しても、特に支障はないようです。

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3段変速のリアハブ周り(YS-11G)。外出時にパンクした際、スポーツ車の場合は特に工具が無くても車輪が簡単に外せ、チューブ交換が容易にできるようにできていますが、この内装変速ハブの場合はちょっと手間がかかります。とはいえ、機構はそれほど難しいものではないとのことで、慣れればモンキーレンチとプラスドライバーでの脱着が可能ということです。

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ブレーキは、アルホンガのデュアルピボットキャリパーブレーキ。アルホンガは、ドッペルのブレーキ強化用として使用している人もおり、悪いものではありません。

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キャスターは、リアキャリアの端に装着されているので、走行時は最後尾に出ています。かなり大きめですので、転がしての輪行時には、ある程度の段差には耐えられますでしょうか。

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折りたたみ状態(縦置き)。

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持ち手部分は、走行時にはトライアングルフレームの間に位置しているので、あまり幅は大きくできないようです。

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持ってみた感じでは、しっかり握るのは難しそうですが、転がす程度であればそれほど支障ないかと思われます。

なお、エレベータやエスカレータが無い階段を上り下りするような場合は、グリップで持ち上げて…というのは無理そうです。グリップとサドルの両方を持つと安定しそうですが、両手がふさがってしまうという難点もあります。輪行バッグのストラップを予めフレームに掛けておき、階段のところだけストラップを肩に掛けて運ぶようにできるとよいのですが、その場合は輪行バッグの形状等を工夫する必要がありそうです。

縦置き用のカバーには、たとえばキャリーミー専用オリジナルキャリングカバー(グリーンサイクルステーション専売)のようなものもあると便利かな…とか思いました。

キャスターキャリアを装着してしまうと、やはり1.1kgの重量増になってしまうのですが、強度面を考えると軽量化も難しいところかと思われます。とはいえ、「転がして運べる」ことの魅力は、実際に鉄道での輪行をなさった方であれば、捨てがたい魅力でしょう。そして、折りたたみ時のコンパクトさと、この手の極小径自転車としてはリーズナブルな価格(YS-11GツアラーXパッケージで76,020円)で、お手頃感もあるかと思われます。

バイク技術研究所の白井様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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