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zoom RSS CYCLE MODE international 2012 (WACHSEN)

<<   作成日時 : 2012/11/11 12:42   >>

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サイクルモード2012に出展していた、気になる折りたたみ自転車ブランドを紹介するエントリ、第3回は、サイクルモード初登場、株式会社 阪和によるWACHSEN(ヴァクセン)です。

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クリスタルバイク。ギフトショーではよく展示されているそうなのですが、コンシューマー向けのショーで展示されるのは初めてのはず。とにかく目立ちまくりで、多くの方が立ち止まって見ていました。もちろん(?)、市販予定は無いそうです。

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今回の展示では、ブースを中央に設けたラックで二分するような構成になっていました。

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さて、注目の20インチモデルですが、今回は従来からのモデルに加えて、新型2モデルの展示がありました。
まずは、

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不敗神話のRだ!

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同社の20インチモデルで、まさかのトップ11Tスプロケット(LY-1107KFN)初採用となった、Schnell(シュネル)BA-10R です。11月1日よりデリバリー開始となっているとのことです。
以前お話を伺った際には、20インチでDNPスプロケットの採用には躊躇しているような感じだったのですが、どうやら同業他社の動向を察知して、商品化に踏み切ったようです。

※DNP: 台湾 LONG YIH INDUSTRY(龍億工業) の自転車パーツブランド。シマノでは生産を中止してしまったトップ11T(T=Teeth、歯数)のボスフリー(マルチプルフリー)スプロケットを現在でも供給していることから、一部の自転車カスタムマニアに知られている。日本国内での販売代理店は無いため、スプロケット単体で購入するには輸入代行業者から購入するか、ヤフオク等のオークションで落札するしか無いのが現状。

ちなみに、これまでの同社20インチ折りたたみ自転車(たとえばBA-101 WeiB)の場合、チェーンリング(クランク側ギア)は52T、リアスプロケットはトップ14Tのため、変速比は 52÷14≒3.71 ですが、BA-10Rでは 52÷11≒4.73 と、同じ回転数なら実に約1.27倍の速度を出せることになります。プレスリリースでは「クランク1回転での進行距離は最大約7.4mも進むことが可能」と書かれていますが、装着されているタイヤが20(406)×1.5というサイズなので、実際には7.04mが限度でしょう(52÷14×1.49≒7.04、タイヤ周長はCATEYEのデータによる)。とはいえ、1分間に90回転クランクを回せれば、トップ14Tの通常モデルでは約30km/hくらいですが、本モデルでは約38km/hくらい出せることになります。"「R」の冠を授けたHi-Speedモデル" というキャッチコピーは、伊達ではありません。

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ディレイラーは、定番のシマノTourney(RD-TX35)ですが、直付タイプを採用しているので、上位モデルへの換装は容易でしょう。カラーチェーンにカラースポークと、これまでやや地味な感じのあったWACHSENのモデルとしては、派手目の仕様になっています。
なお、サムシフター(シマノTX50-7R)を採用したため、合わせてエルゴノミック形状のグリップの採用が可能になりました。

試乗はできませんでしたが、フレーム自体は BA-100 Angriff 同等もしくは改良品と思われるので、剛性感は間違いないでしょう。また、公称重量は約13kgと若干重めですが、実際にはもう少し軽いものと思われます(12.8kgくらい?)。カスタマイズ等をされるのでしたら、WACHSEN BA-100 Angriff Maniacが使えるでしょう。

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もう一つの新型となったのが、Neu!(ノイ)BA-PR1。こちらは、以前お伺いした際に「プレミアムモデルの発売を検討している」というお話があったのですが、それを実現したものとのことです。

走行性能を考えた場合、折りたたみ自転車にサスペンションを装備することによるメリットはあまり無い…という話もあるのですが、本モデルでは、走行性能を犠牲にしないようなリアサスペンション(コイルスプリング)を採用したとのことです。

サス付きとなると、気になるのが重量ですが、公称重量は13.6kgとのこと。やはり、少々重めですね。ハンドル周りとかは、軽量化の余地がありそうです。

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リアディレイラーはシマノTourney(RD-TZ50…かな?)、スプロケットはMF-TZ21(14-28T,7S)ですね。

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ヴァクセンの自転車は、新型になるほど(!)塗装のグレードが上がっていくようです。今回も、非常にきれいなパールカラーなのですが、写真では伝わりにくいのが残念なところです。実店舗での展示が増えると良いのですが。ショールームが開設(PDF)されているのは、通販主体のブランドとしては評価できるところです。(※訪問には、事前予約が必要)

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さて、BV-217 Antler(アントラー)の先に広がるのは、

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先ほどの黒基調の空間とは異なり、木目調の床が部屋を思わせる空間。「女の子の部屋のイメージ」だそうです。女の子の部屋で、これだけ自転車が並んでいたら相当のツワモノですが。w

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700Cの折りたたみ自転車、BR-70F Laufen(ラウフェン)。重量は公称13.6kg と、このサイズにしては結構頑張っているようです。この手のモデルは、他社ではトランジットくらいしか無さそうですので、ある意味貴重な存在かもしれません。

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これまた意外なことに、タイヤがIRC(井上ゴム工業)のものを採用しています。REDSTORM STREETとの表記がありますね。この仕様については、次ロットで変更する可能性もあるとのことですので、欲しい人は急いで買いましょう!

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20インチ折りたたみ自転車ながら、ママチャリ並の使い勝手と乗り心地にこだわった、BC-100 Anne(アン)

…といった感じで、いろいろと興味深い展示でした。価格帯での勝負を強いられる環境でありながら、しっかりしたモデルをつくろうとする姿勢が伺えました。WACHSEN(ヴァクセン)ブランドの認知度が、より上がるとよいですね。






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
サイクルモード2012のレポート楽しく読ませていただいています。ありがとうございます。
クリスタルバイク、見てみたかったです。
Schnell BA-10R、いいですね!
「安い折り畳み自転車は走らない」という先入観を変える起爆剤となりそうですね (^_^)
robotic-person
2012/11/12 19:32
コメントありがとうございます。
雑誌等ではどうしても高級モデルばかり注目されるわけですが、エントリーモデルあってこその高級モデルだと思うのです。(なので、一連のレポートであのブランドとかあのブランドとかが出てこないのは、仕様かもしれません。w)
katagiri
2012/11/12 20:12

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